髪の悩みそれぞれ

十人十色で髪の質や色はその人によって違いますね。髪の量、色、太さ、硬さも違いますし、くせ毛だったり伸びてくるとウェーブが出る人もいます。だいたい外からの刺激などでの髪や頭皮の悩みはありますが、それ以前に自分の髪質がもっとこうだったらいいのに…とかこんな髪質だからうまくセットできないとかいつも同じ髪型になってしまうとかあると思います。

私は髪が太いので柔らかな感じのウェーブが作れません。髪をロングにしても髪の多さ(太いためにボリュームがある)からシャンプーやセットも時間がかかります。短くしても伸びだすとうっとうしいくらい髪の量を感じてしまったり、ピンッと立ってしまうことがあったりでもう少ししなやかな髪がいいなあと思っています。

髪の色が明るすぎる友達は学生の頃よく生活指導の先生に注意されていました。あれもいやだったろうなと思いますが、真っ黒髪の私は白髪が出てきだしたらものすごく目立ちます。本当に人それぞれに悩みや希望があるものです。カットやカラーでなんとかその悩みを必要最低限にとどめておくことはできますが、一番頭を抱えてしまうのは薄毛や抜け毛の悩みがある方でしょうか。

1日のうちで髪が生理的に髪が抜ける以上の量を認めるようになるとさすがに「ヤバイ」と思うのではないでしょうか。髪のボリュームが極端になくなった方もいると思います。今回はそんな悩みを抱えている方々のお話をしてみたいと思います。

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髪質の老化

健康な髪は1日に50~100本くらい抜けるそうです。ヘアサイクルという髪の成長周期があって抜ける、生える、伸びるを繰り返していますが、35歳くらいにこの周期が乱れて髪の老化が始まるようです。

これも個人差はあるはずです。髪の老化にはいくつかのパターンと原因があるようです。髪の栄養不足によるハリやコシがなくなっていくやせ髪老化、紫外線・乾燥などによるダメージが引き起こす髪のたんぱく質の低下による薄毛や切れ毛が主なダメージ老化、ヘアケア用品の使い過ぎや髪に負担をかけるスタイリングによる抜け毛や髪のボリューム低下の刺激老化、ホルモンバランスが変化することで髪質が変化するホルモン老化、心身の疲れや悩みなどによる薄毛や抜け毛、白髪などのストレス老化が原因としてあげられます。

いずれも加齢に伴わなくても髪質を低下させてしまう原因になることは間違いないでしょう。いくつかの原因が重なって一気に薄毛や抜け毛が進んだ方や切れ毛や枝毛が進んで髪の成長サイクルを滞らせていくことも大いにあります。

髪の量や色って見た目に年齢を感じさせてしまうところが大きいので、髪の老化を進ませないことは若く見えることに多分に影響するということです。元気な健康的な髪を保っていくためには、その髪の状態と原因をきちんと把握して老化が進まないようにケアをする必要がありますね。生活習慣の見直しも十分なケアの一つになると思います。

髪質が衰える年齢

夫はこの10年くらいで髪質が180度変化しました。髪はくるくるのくせ毛で硬くて多い人で、2か月に3回という割合でカットしているほどでしたが、40歳を前にして急に髪の生え際を中心に抜け毛が増えてきました。

枕に髪がついていたり朝の洗面所に髪が落ちていたりし始めたのもその頃です。アルコールは毎日いただいていますが多量な接種はせず、数年前に煙草もやめていたので生活習慣が主な原因とは思えませんでした。1年くらい多量な抜け毛が続いたでしょうか…今度は髪のボリュームが極端に減りました。

うらやしいことに白髪は2,3本という黒髪ですが、頭頂部あたりがちょっぴり薄くなってきていたようです。さいわいなことにくるくるのくせ毛は相変わらずなので、見た目的にはあまり気にならない程度ですが、触った感じがとても細くて柔らかな感触に変わってきていました。

以前のような髪の硬さやコシの強さはなく、そんなに気にならないものの本人は「薄毛」になったことを少なからず心配していたようです。髪質が衰え始めた時期はちょうど体力も一段階落ちてき始めたころと重なっています。

プールやランニングなど平気だった体がきつくなってきたり、食べ物の嗜好が変わったり、オーバーワークがきつくなってきたりしていました。少し前に体重が増加していたのもおそらく代謝が衰えてきたのではないでしょうか。髪質の衰えは体内の衰えの時期とも関係しているかもしれませんね。

 

 

頭皮のマッサージ

最近髪の伸びるスピードが遅くなったように感じます。ヘアサイクル、ターンオーバーが若いころに比べると乱れているのでしょう。抜け毛や切れ毛などのトラブルは強く感じないものの髪のボリュームは以前のようにはならないものです。

ヘアケアやスキンケアに詳しい友達に聞いてみると、「だんだん髪のコシやツヤがなくなってくるのは仕方がないけど、それ以上にならないように頭皮のマッサージなんていいかもね。」とアドバイスをもらいました。頭皮のマッサージは血行をよくしてヘアサイクルを活性化させるようです。

血行が良くないとどんなにいいヘアトニックを使おうが、髪に良いとされる良質なたんぱく質やミネラルを摂ろうが、うまく頭皮内部に行き届いてくれません。抜け毛や薄毛の予防や進行を止めるためには、頭皮の健康状態を保つことですね。シャンプーのときについで行うときはシャンプー剤を頭皮につけて指の腹で頭皮をつかむようにして上へ引っ張り上げる感覚でマッサージします。

毛穴の汚れをもみだすように…。爪を立てないように注意してくださいね。育毛用シャンプーを使うとより効果的です。シャンプー後に頭皮マッサージをする場合はホホバオイルやオリーブオイルなどのマッサージオイルを使って同様に行います。頭皮に必要な潤いを与えます。

育毛剤やへアトニックを使われている人はその際にマッサージをしても効果があるようです。頭皮マッサージだけでも血行は促進されると思いますが、シャンプーと一緒にとか育毛剤と一緒に使うとさらに効果が上がるのではないでしょうか。

女性の薄毛

男性の場合はホルモンの作用によって薄毛になる方がほとんどでしょう。女性は男性ホルモンの作用が少なからずある場合もあるでしょうが、ほかの原因で薄毛になる方が多いでしょう。

女性の場合髪はファッションの重要ポイントです。ヘアスタイルは洋服を選ぶのと同じなので、その時の流行や自分の気分に合わせて髪型を変える方も多いと思います。パーマやカラーリング、スタイリングで使う薬剤の刺激が頭皮を傷つけ薄毛になることが少なくありません。そして体のラインも美しくありたい女性はダイエットもトライすることがしばしばです。

無理なダイエットは食事で摂る栄養が確実に足りません。まずは生命維持の役割を持つ内臓機能を働かせるために栄養分が分配されていきますので、体の末端である髪には十分な栄養が行き届かなくなるはずです。毎日作られて抜ける・生える・伸びるのサイクルを繰り返している髪は体に取り入れられる栄養分がなければ育たないから薄毛を引き起こしてしまいます。

あとは出産によって起きる薄毛、抜け毛。こちらは女性ホルモンが多量に分泌されるため、従来なら抜けていてもおかしくない長生きしすぎた髪が一気に抜けることが考えられます。ちょうど育児のストレスや新生児のライフサイクルに合わせて睡眠不足が慢性化するので抜け毛・薄毛の原因を作ることも考えられますね。

このように女性の場合はいろいろな原因がありますが、過剰なヘアケアや無理なダイエットを避けてストレスや睡眠不足を解消して栄養分をしっかり摂るようにすれば、大概は改善されるものではないでしょうか。

アルコールや煙草の関係性

多量の飲酒は薄毛の原因になるそうです。アルコールは程よい量を摂るのであれば血行促進に効果があるので発毛の際に期待できるのでは…?と思うのですが…。

アルコールをたくさん体内に取り込むと肝臓がフル回転を始めます。この時に消費されるのがシステインやメチオニンといったアミノ酸。この二つのアミノ酸は髪を作るときに必要な材料の役目をするたんぱく質です。この2つがアルコール分解に肝臓に持って行かれた場合、髪を構成するための材料がないので髪の毛は作ることができず、薄毛の原因になります。

もちろんこんな場合でも古くなった髪から抜けてはいくので、薄毛に拍車がかかるわけです。「酒は百薬の長」ですが飲みすぎはやはり「毒」ということになります。そして「毒ばかり」なのが煙草です。たばこに含まれるニコチンは発がん性もあり血管収縮作用があることで知られています。血管収縮はその名の通り血流が減少するので血行不良を招きます。

血行不良になると毛母細胞へ運ぶ毛中からの栄養供給が極端に減ります。毛母細胞は髪の毛を形作っています。そのため栄養不足が慢性化すれば髪の毛の形成を止めてしまうことになるのです。育毛剤の中には血管拡張剤も配合するものがあるほど、血行の改善が重要視されています。

血行が良ければ薄毛になることもないわけですね。煙草を吸われている人で髪の毛の状態が変わってきたという方は、育毛剤よりも禁煙からスタートされるほうが、改善の早道になるかもしれませんね。

かつらやウィッグ

美容師の友達のお母さんは薄毛に悩んでいらっしゃったそうです。普段お会いしてもそんな風に見えないので、どうやってケアしたのか聞いたところ、「実はこれかつらなんだわ~!」といきなりカミングアウトです。

ご本人は「いいの探してもらってラッキー!ちょっと見たところバレナイし…」とニコニコ顔。美容師の友達のほうはシブ顔で「業者さんにいろいろ聞いてさがしたんだよ。」と苦労話。それにしてもあまりにも自然な感じなのでわかりませんでした。以前からヘアカラーやパーマなどにお金をかけるのは厭わなかったお母さんは、娘が美容室を開業したことをいいことにヘアスタイリングに拍車がかかってしまわれたようです。

もともと髪が細いほうだったのがいいようにトラブルを導いてしまったのだとか?トリートメントや集中補修ケアも試みましたが、髪の老化も手伝って薄毛は進行してしまったのでしょうね。「今ね、けっこういいのあるんだよ。」と友達が教えてくれたのは部分かつらやウィッグの類です。

アートネイチャーやリーブ21のようなメーカーのように、ケアしながら植毛などと違って時間もかからないし高価でもありません。髪の状態に合わせて外出の時だけという方もいらっしゃるでしょうし、彼女のお母さんのように部分的な薄毛をカバーしてくれるものはたくさんあるのだなと思いました。

髪のボリュームを出す程度なら植毛や本格的なかつらは要らないわけですものね。予防ケアや進行を止めるためのケアをしながら外出や人と会う機会があるときはそれでサポートできるような部分的なかつらは上手に使うべきですね。