髪の悩みそれぞれ

十人十色で髪の質や色はその人によって違いますね。髪の量、色、太さ、硬さも違いますし、くせ毛だったり伸びてくるとウェーブが出る人もいます。だいたい外からの刺激などでの髪や頭皮の悩みはありますが、それ以前に自分の髪質がもっとこうだったらいいのに…とかこんな髪質だからうまくセットできないとかいつも同じ髪型になってしまうとかあると思います。

私は髪が太いので柔らかな感じのウェーブが作れません。髪をロングにしても髪の多さ(太いためにボリュームがある)からシャンプーやセットも時間がかかります。短くしても伸びだすとうっとうしいくらい髪の量を感じてしまったり、ピンッと立ってしまうことがあったりでもう少ししなやかな髪がいいなあと思っています。

髪の色が明るすぎる友達は学生の頃よく生活指導の先生に注意されていました。あれもいやだったろうなと思いますが、真っ黒髪の私は白髪が出てきだしたらものすごく目立ちます。本当に人それぞれに悩みや希望があるものです。カットやカラーでなんとかその悩みを必要最低限にとどめておくことはできますが、一番頭を抱えてしまうのは薄毛や抜け毛の悩みがある方でしょうか。

1日のうちで髪が生理的に髪が抜ける以上の量を認めるようになるとさすがに「ヤバイ」と思うのではないでしょうか。髪のボリュームが極端になくなった方もいると思います。今回はそんな悩みを抱えている方々のお話をしてみたいと思います。

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アルコールや煙草の関係性

多量の飲酒は薄毛の原因になるそうです。アルコールは程よい量を摂るのであれば血行促進に効果があるので発毛の際に期待できるのでは…?と思うのですが…。

アルコールをたくさん体内に取り込むと肝臓がフル回転を始めます。この時に消費されるのがシステインやメチオニンといったアミノ酸。この二つのアミノ酸は髪を作るときに必要な材料の役目をするたんぱく質です。この2つがアルコール分解に肝臓に持って行かれた場合、髪を構成するための材料がないので髪の毛は作ることができず、薄毛の原因になります。

もちろんこんな場合でも古くなった髪から抜けてはいくので、薄毛に拍車がかかるわけです。「酒は百薬の長」ですが飲みすぎはやはり「毒」ということになります。そして「毒ばかり」なのが煙草です。たばこに含まれるニコチンは発がん性もあり血管収縮作用があることで知られています。血管収縮はその名の通り血流が減少するので血行不良を招きます。

血行不良になると毛母細胞へ運ぶ毛中からの栄養供給が極端に減ります。毛母細胞は髪の毛を形作っています。そのため栄養不足が慢性化すれば髪の毛の形成を止めてしまうことになるのです。育毛剤の中には血管拡張剤も配合するものがあるほど、血行の改善が重要視されています。

血行が良ければ薄毛になることもないわけですね。煙草を吸われている人で髪の毛の状態が変わってきたという方は、育毛剤よりも禁煙からスタートされるほうが、改善の早道になるかもしれませんね。

生活習慣とヘアケア

どんなに効果的なシャンプーやヘアケアをしていたとしても、根本的な体の中からの原因が解消されない以上、薄毛や抜け毛の効果は出てこないと思います。最近会った中学生は1時間ほどの会話で髪をいじったりした様子も見受けられなかったのですが、来ている洋服にたくさん切れ毛や抜け毛が付いています。

数週間ぶりの再会だったのですが、急に髪が多く抜けていることにびっくりして何か変化があったのか聞いてみました。彼女によれば定期テストのために学習をしていたら完璧な夜型になっているとのこと。また、就寝が遅くなるために朝ご飯が食べられないでいること、ついつい夕方からお菓子を食べてしまい、太るのが怖くて晩御飯をセーブしていると言っていました。

家族との関係も年ごろからかうまくコミュニケーションを取れずに慢性的にストレスがあることも会話の中で見て取れました。体重が少し落ちてきたとも話していました。体が何らかのストレスを感じていると髪とかお肌に影響しますが、中学生のような思春期真っ只中にも同じことが言えるようです。彼女の場合、ニキビや吹き出物みたいな症状は目立たないのですが、髪に影響が出てきたのではないでしょうか。

普通にシャンプーしてドライヤーで乾かしているようですが、たくさんつけすぎないように…とちゃんとご飯を食べてテストは終わったのだからきちんと睡眠をとるようにとアドバイスしてしまいました。生活リズムが崩れているのは大人だけではないので、髪型に気を使う思春期世代にもこんな悩みが増えているかもしれませんね。

生活習慣とヘアケア②

生活習慣と髪の毛の関係はとても深いことがわかりますね。体の内臓の機能とも同様で体にいいもの・いいことが髪にも肌にも影響することがよくわかりました。たとえば睡眠不足をひとつとっても体の機能が低下しますね。睡眠によって分泌される成長ホルモンは髪の毛の生育に深く関わります。睡眠不足に陥る場合は過度なストレスや内臓の疾患や、仕事や学習による生活のリズムの乱れが関係します。

そのために食欲が減退すれば内臓機能に必要な栄養分にみんな持っていかれて、髪や爪などの末端へ栄養が行き届かなくなることになります。これではいくらお手入れをしていても改善できる限界がありますね。

体のどの部分をとっても栄養分がなくても機能する、維持できるところはないはずですから…。栄養も良質なものをきちんと適量取り入れることが重要です。無理なダイエットをしてサプリメントで補給なんてこともあまり好ましいことではないと思います。きちんとした食事をすることは健康維持になり、果ては美しい肌や髪を維持することになりエイジングケアにつながるわけです。

髪にはレベルの高いたんぱく質や豊富ミネラル成分が効果をもたらします。成長ホルモンを助けて生命の維持のための栄養分をうまく毛母細胞まで運びこまれる体のシステムサイクルが大事ですね。

そして過度のアルコール摂取や喫煙はそれぞれが毛髪の育成に影響します。体にとって取り入れなくいてもいいものかもしれません。薄毛や抜け毛を防ぐ第1歩は自分の生活をまず見渡してみることでしょう。